グローバル資産運用会社ブラックストーン・グループのデータセンター部門であるLumina CloudInfraは、ムンバイのChandivali地区に隣接する2つの土地を購入し、2つのデータセンターを建設すると伝えられています。報道によると、両施設とも30MWになる予定です。
LiveMintによると、2つの土地は2.04エーカーと1.75エーカーで、それぞれPrasoon Spaces LLCとChawla Brothers LLPから購入されました。Economic Timesはさらに、最初の土地が29億4000万ルピーで、2番目の土地が18億1000万ルピーで取得され、取引総額は47億5000万ルピー(約5350万米ドル)になったと報じました。不動産データ分析会社CRE Matrixがアクセスした登記書類を引用して、 MoneyControl は、これらの取引が9月19日に登録されたと報じています。読者の皆様は、ブラックストーンが世界経済フォーラム(WEF)の傍らで、インド西部マハラシュトラ州の当局と2つの別個の合意に署名したことを覚えておられるでしょう。1つ目は、マハラシュトラ工業開発公社(MIDC)との間で締結された30億米ドルの覚書(MoU)であり、2つ目は、ムンバイ首都圏(MMR)でデータセンターを開発するために、マハラシュトラ州都市・工業開発公社(CIDCO)との間で締結された30億米ドル相当の覚書です。ブラックストーンはすでにNavi Mumbaiで2つのデータセンターを開発しており、プロジェクトの価値は3億米ドルと伝えられています。ブラックストーンはまた、 Telanganaで150MWのデータセンター施設を開発しています。
ブラックストーンは2005年からインドに進出しており、不動産に巨額の投資を行っており、オフィススペースや物流にも手を広げています。データセンター開発に関する最新の投資発表とは別に、ブラックストーンはムンバイ3.0に50億米ドルを投資する計画も立てています。これは、マハラシュトラ州政府がムンバイの混雑を緩和するために計画した姉妹都市プロジェクトであり、1980年代にNavi Mumbaiを開発したときとよく似ています。ムンバイ3.0は、Karnala-Sai-Chirner New Town(KSC New Town)にまたがり、新しいインフラ、住宅、商業スペースの開発が行われます。