ベトナムの国営多国籍電気通信・技術・製造複合企業であるViettel Groupは最近、アン・カン・データセンターとViettel Research & Development Centerという2つの国家プロジェクトに着工しました。ViettelのLinkedinの投稿によると、2社への投資額は約10億米ドルです。
ハノイに拠点を置くアン・カン・データセンターは、ベトナムで2番目に大きいハイパースケール・データセンターの1つです。しかし、プロジェクトの詳細は不明です。4月には、同社は 最大のデータセンター の起工式を行い、総容量は最大140MW、土地面積4ヘクタールに約10,000ラックを搭載します。Viettelは2030年までに24のデータセンターを建設し、総容量は560MWになる予定です。同社は現在、ハノイ、ダナン、ホーチミン市、ビンズオンに14の施設を運営しています。さらに11施設を建設中で、国内需要の40%を処理する予定です。
一方、ホアラックに拠点を置くViettel R&Dセンターは、ベトナムのハイテク防衛産業複合施設をリードする戦略的なR&D拠点として位置付けられています。
起工式は、8月革命と9月2日の建国記念日の80周年に合わせて行われました。この2つのプロジェクトは、34の省と都市で250のプロジェクトを同時開始および発足させるという、より広範な国家キャンペーンの一環です。