IJM Corporation Berhad(IJM)の完全子会社であるIJM Construction Sdn Bhdは、ハイパースケールデータセンターの建設で14億リンギット(3億3000万米ドル)の契約を獲得しました。同社が最近声明で発表したところによると、これは同社にとって最大のデータセンタープロジェクトであり、マレーシアのジョホールでは4番目のプロジェクトとなります。62,000平方メートルに及ぶこのプロジェクトは、統合された廃棄物およびリサイクル施設、灌漑施設を備えた6階建てのデータセンタービルで構成されています。
LEED GoldおよびGreenRE Platinum認証を取得するように設計されており、土木および構造工事を行う同社は、2026年9月にプロジェクトを完了する予定です。「このプロジェクトの獲得は、IJM Constructionが複雑で高仕様の施設を迅速なスケジュールで提供できる能力を示しています。構造の提供と実行における当社の強みを活かすことで、今日のハイパースケールデータセンター市場のスピード、品質、スケーラビリティの要求に応えることができます。また、環境パフォーマンスに対する関心も高まっており、認証とグリーン機能がデータセンター設計の標準になりつつあります。当社の役割は、これらの進化する要件が信頼性と精度で満たされるようにすることです」と、IJM Group CEO兼マネージングディレクターのDato’ Lee Chun Faiは述べています。
IJMは、マレーシアを代表する複合企業の1つです。