プレステージ・グループ、ナビムンバイにデータセンターを開発

バンガロールを拠点とする不動産開発会社Prestige Groupの一部であるPrestige Estates Projects Ltd.は、インド西部マハラシュトラ州政府と1250億ルピー相当の戦略的投資契約を締結しました。データセンター、グローバルコンピテンシーセンター(GCC)、および物流施設を開発するための覚書(MoU)を締結しました。

プレスリリースで、開発会社とマハラシュトラ州政府は、この投資により約8,700人の直接雇用と数千の間接的な機会が生まれると述べました。計画された総投資額のうち、500億ルピーはナビムンバイのタロジャにおけるデータセンターの開発に割り当てられており、それ自体で1200人の雇用機会が生まれると予想されています。残りの投資に関しては、5,000億ルピーがナビムンバイの100エーカーのGCCに資金提供され、5,000人の直接的な雇用が創出されると予測されています。さらに、2,500億ルピー以上がカラプールのメガ物流および工業団地に投資され、2,500人の雇用が生まれる可能性があります。3つのプロジェクトは2026年に開始される予定です。

「提案された投資は、雇用を創出し、グローバルな人材を引き付けるだけでなく、インドにおけるビジネスとイノベーションの最重要目的地としてのマハラシュトラ州の地位を強化するでしょう」と、Prestige GroupのエグゼクティブディレクターであるZayd Noaman氏は述べています。

デジタルインフラストラクチャハブになるというマハラシュトラ州の野心的な計画

今日、ムンバイ、ターネー、ナビムンバイなどのマハラシュトラ州の都市、特にビワンディやタロジャなどの工業地帯には、Amazon Web Services、AdaniConnex、Colt Data Centers、CtrlS Datacenters、Equinix、Nxtra by Airtel、NTT、Reliance、Sify、STT Global Data Centers、Yottaなどの国内外のプレーヤーによるデータセンターがあります。プネーは、もう1つの情報技術およびデジタルインフラストラクチャハブです。

読者の皆様は、マハラシュトラ州が数年前から野心的なデジタルトランスフォーメーションの目標を掲げてきたことを思い出すでしょう。ごく最近では、グローバルな不動産運用会社であるCapitaLand Investment Limited(CLI)とMoUを締結し、 19,200億ルピー以上の投資を誘致しました (〜21億9000万米ドル)を2030年までに投資し、ムンバイとプネーにおけるCLIの成長を推進します。

それ以前の今年の1月には、累積で 60億米ドル 相当の2つの別々の合意をBlackstoneと締結しました。これは、ダボスで最近終了した世界経済フォーラム(WEF)の傍らで行われました。1つ目は、マハラシュトラ州工業開発公社(MIDC)との30億米ドルの覚書(MoU)であり、2つ目も30億米ドル相当のMoUで、今回はムンバイ首都圏(MMR)でデータセンターを開発するためのマハラシュトラ州都市産業開発公社(CIDCO)とのものです。

Publish on W.Media
Author Info:
Picture of Deborah Grey
Deborah Grey
Share This Article
Related Posts
Other Popular Posts